地下室は、物置としてだけではなく、防音効果を活かしてシアタールームやオーディールームなどにも適しています。
また、リビングや寝室としての利用や高さ制限がないことを活用してゴルフなどのスポーツの練習の場として利用している方も多くいます。
雨が降ればその雨は地面に吸収されていきます。
地下室は地面の下にあるので、防水工事がしっかりとされていない場合には、室内へと雨水が浸入してくることになります。
また、地下には雨水だけではなく、地下水もあります。
こういった水の浸入を防ぎ、建物を守るためにも地下室の防水工事が必要なのです。
地下室は、コンクリートで作られることが多いですが、このコンクリートには防水効果がないと理解しておきましょう。
コンクリート自体には防水効果があっても継ぎ目の部分やジャンカ(劣化)部分には防水効果はないので水が浸入してくる可能性が非常に高いです。
地下室の防水工事の方法としては、アスファルト防水、シート防水、塗膜防水の3種類が主ですが、その他に躯体防水などの種類もあります。
アスファルト防水は、もっとも歴史が長く多く利用されている工事方法の一つです。
しかし、熱工法による防水は、アスファルトを250℃まで熱し溶融するため施工場所などの条件があり住宅地での施工は難しいとされ、ほとんど行われていないのが現状です。
冷工法での防水は、利用頻度は低いですが、住宅の地下室の防水工事に利用されています。
シート防水は、防水効果のあるゴムシートや塩ビシートを接着剤で張り付けていきます。
ゴムシートは伸縮性にも優れているので建物の伸縮にも対応して防水効果を維持することができます。
塩ビシートは平面の防水工事に適していて、耐摩耗性に優れているのが特徴です。
塗膜防水は、複雑な形状をした地下室の防水工事に適しています。
継ぎ目のない仕上がりで、補修も簡単に行えるのが魅力です。
躯体防水は、コンクリートに鉱物を混ぜることで防水機能を高めることが可能です。
他の防止工事と併用することでさらに防水効果を期待できます。
株式会社スペース・ラボでは地下室防水工事も預かります。
防水工事の気になる点がありましたら、お気軽にご相談ください。