≪屋根の塗装時期≫
屋根を長持ちさせるには、外壁と同様に定期的な塗り替えが必要です。
使用されている建材や塗料によっても塗り替え時期の目安は異なります。
屋根は日光や紫外線、風雨などの自然環境の影響を受ける箇所なので、
定期的にチェックをしておくようにしましょう。
下記の症状が出ている場合は屋根の塗装が必要な時期に差しかかっていると言えます。
≪色褪せやツヤ落ちしていないか?≫
前回の塗装時よりも色が薄くなったり、色褪せが目立つ場合は、
塗装を行っている専門業者からチェックを受けるようにしましょう。
紫外線や風雨の影響で塗料の樹脂や顔料が劣化してツヤがなくなっていたり、
退色・変色している場合は屋根塗装が劣化している証拠です。
そのまま放置しておくとさらに劣化が進み、
チョーキングと呼ばれる白い粉をふいたような状態になります。
直射日光がよくあたる屋根面におこりやすい現象です。
≪コケやカビは生えていないか?≫
日当たりが悪く湿気の多い屋根面では、
湿気や空気中の粉塵などの影響でコケやカビが生えている可能性があります。
塗料に含まれる防かび剤の効力が低下すると、コケやカビが生えやすくなり、
塗膜の劣化が進行しますので、早めに対処することが大事です。
≪割れやズレ、欠損部分はないか?≫
地震や台風などの影響で屋根の一部がひび割れていたり、ズレは生じていませんか?
屋根材がいたんでいるとそこから浸水したり、屋根が欠損する原因にもなります。